北海道の女性の方向性北海道の取組

 令和4年度女性活躍推進セミナー 

 

 北海道では、性別役割分担意識やアンコンシャス・バイアス(性別による無意識の思い込み)の解消を図り、方針決定過程への女性の参画を推進する取組を行っております。

 今年度は、女性活躍推進の気運醸成・意識改革のため、女性活躍推進セミナーを実施しました。

 

 <令和4年度女性活躍推進セミナー チラシ>

 


 開催日 令和5年1月10日(火)

 会 場  札幌市産業振興センター(オンラインライブ配信あり)

 サテライト会場 室蘭工業大学

 元厚生労働省事務次官で、津田塾大学客員教授の村木厚子さんを講師に招き、『あらためて女性活躍の意味を考える』と題してご講演をいただきました。

 


 講演では、これからの組織運営には、女性が男性と同じように活躍できるフィールドをつくることが重要であり、女性活躍をはじめとしたダイバーシティの推進が企業価値を高めていくといったことについて、我が国の現状を踏まえ、ご自身の経験も交えながらわかりやすくお話しいただきました。

 その後、『女性の活躍が組織にもたらす価値』をテーマに、それぞれの取組や課題について意見交換を行いました。室蘭工業大学の木幡副学長からは、学生・研究者・教員のいずれも女性が少ない中での取組や課題などについて、岩田地崎建設の岩田副社長からは、会社の制度を整備したことにより女性の離職率が大きく低下したことや、制度をより使いやすくするための環境づくりの重要性などについてお話しいただきました。

 

 ○講師

  村木 厚子 氏(津田塾大学客員教授、伊藤忠商事(株)社外取締役・住友化学(株)社外取締役)

 ○パネリスト

  室蘭工業大学副学長・男女共同参画推進室長 木幡 行宏 氏

  岩田地崎建設(株)取締役副社長執行役員北海道本店長 岩田幸治 氏

 ○ファシリテーター

  フリーアナウンサー 藪 淳一 氏((一社)札幌市私立幼稚園連合会会長)