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道央

ヌキタ・ロフィスド 代表&フードディレクター 貫田 桂一 さん 【札幌市】

心を創る食べものや料理を通じて女性を応援していきたい

1960年生まれ、千歳市出身。辻学園日本調理師学校(大阪府)卒業後、札幌市内のホテル・レストランで修業。1992年からホテルクラビーサッポロ料理長となる。2007年に早期退職し、食に関する指導・助言を行う「ヌキタ・ロフィスド」を設立。

応援企業

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―食に関する指導を始められたきっかけは?
 ホテルの料理長を務める頃から、地域食材のよさに着目し、休日は道内の様々な産地を巡っていました。そして、店内でも道産食材を使った料理を提供し、「ご当地食材」としてご紹介していたところ、各方面から地産地消等に関する講演等の依頼を受けるようになりました。回数をこなすうちに、ホテルの中だけでは伝えきれないことを直接、現地で伝えられるということに気付いたのです。そこで、早期退職後は食の指導や助言を行っていくことにしました。
―貫田さんのご講演や料理教室に参加すると、女性が元気になるそうですね。
 これまで、多くの女性に料理をお教えしてきましたので、顔色を見て食生活のご指導ができることもあります。料理教室では、当初、気力の下がった女性が、何度か通ううちに、みるみる元気を取り戻す、ということもありました。体調を推断して食生活への助言をし、人生も楽しくなるような料理方法も伝授しますので、皆さん元気になりますよ。
―北海道の女性の印象は?
 おおらかで明るく、「なんもさ」「いいっしょ」と気を許してくれる女性が多いと思います。でも、仕事には真剣だという印象がありますね。また、団結することで強さを増すように感じています。
―道内各地域の女性の印象は、いかがですか?
 女性の力は、第一次産業において、特に重要です。中でもわたくしたちの心は、食べものから創られると考えているので、女性は、日本の心を養う産業を担っているとも言えるでしょう。それに、おいしい食べものがある地域は、女性が活き活きと楽しそうに仕事をされています。男性は、もっと女性を褒めて、感謝の気持ちを積極的に伝えることで、仕事がよりうまくいくと思いますよ。
―女性を応援する「女性の活躍応援自主宣言」をされていますね。
 女性の能力は、食べ方次第で素晴らしく開花します。そのために、指導や助言を積極的に行います!また、わたくしは料理人ですから、食材を生産してくれる、第一次産業の女性には特に感謝の気持ちで接します!さらに、女性のおもてなしには、ときどき特別扱いもいたします!
―これから、どのように女性を応援していきたいですか?
 年を重ねても元気で、寝たきりになりにくい食事法の指導や、個人の生き方に合わせた食べ方の指導をしていきたいです。また、「食べ方占い」のような気軽な食生活指導もやってみたいです。料理教室、講演会等を契機に、個性に沿う食生活を提案していきたいですね。
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北の☆女性たちへのメッセージ

何かを始める時は、自分が楽しんでやれそうかどうかを考えてみてください。誰かの勧めや周囲のためではなく、あなた自身が楽しいことが一番です!脳に血液を巡らせ、自分の魂が喜ぶような食事をしてください。あなたが元気に活躍できるよう、料理や食べ方をご指導しますよ。

取材年月日:
2017年6月5日