北海道の女性の方向性北海道の取組

「女性の活躍懇話会(札幌開催)」開催状況

第1回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

日時 平成26年10月8日(水) 14:00~15:00

場所 北海道庁 知事会議室

現在、農林水産省の「農業女子プロジェクト」に参加している。
これは、社会全体での女性農業者の存在感を高め、あわせて職業としての農業を選択する若手女性の増加を図ろうという試み。

私たちの抱えている課題が、私たちの意見で商品やサービスとして形になって解決されていくことで、現在よりも魅力のある業界になって行くはず。
生き生きと活躍する農業女性の姿が、農業を職業として生活をする若い女性の増加につながっていけばいいと考えている。

第一回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

また、「リンクス」という北海道の農業女性のグループも立ち上げた。
これは、農業に携わるようになって、もっと農業 の勉強をしていとか、同性の農業者の方の話を聞いてみたいと思い、仲間と一緒に立ち上げたもの。
現在40名ほどで農閑期に勉強会と交流会をしている。

農業地帯では、女性だからというよりも、農家の慣習や「嫁だから」という方が多い気がする。

「農業女子プロジェクト」で企業とコラボしたが、自治体とのコラボはない。
是非、北海道さんとコラボさせていただきたい。 「農業女子」というコンテンツをお互いにうまく活用していきながら、「リンクス」という素晴らしい仲間たちと、北海道の農業の活性化に協力させていただきたい。

第一回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

男性の育児参加をもっと制度的にビルトインする必要がある。
子供の世話は女の仕事みたいな風潮は絶対に良くない。

自然が厳しいからこそ、作物は美味しい。付加価値を付けて販売している。

「平成朱鞠内開拓塾」は、田舎暮らしをしたいと思っても、農業の他にも家を直したり水を確保したり、いろんな道具を使いこなすなど技術が必要。そういう技術も含めて学んでもらいたいということでプライベートで開催している。

北方民族の人たちは寒い地域でもっと豊かにもっと楽しく暮らす術を知っている。北方民族の生活を取り入れながら新しい生活文化を創っていきたい。

シングルマザーを後押しして田舎に呼び込めないかと考えている。
シングルマザーだから子供も一緒に呼び込むことができる。それから、地方には結婚相手を探している男性もたくさんいる。

女性による女性のための建築士事務所というのを25年行っている。
女性の少ない建築業界だったので、紆余曲折はあったが、今から8年位前に「リフォームを考える女性達の会」を立ち上げ、女性が住みこなしていく、女性たちのために時短の家事というコンセプトでリフォームを推奨してきた。

第一回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

最近では50、60代の女性の「おひとりさま」の住まいのことについて、成年後見、財産など総合的に相談を受け付けているところ。

仕事を大好きな社員が家事と仕事の両立とか、子育てとの両立のために辞めることを経験してきた。大事なのは、女性も男性も選択肢がたくさんあること。選択肢を作ってあげること。

通勤ラッシュがない札幌圏ならば、店舗内に社員の託児所を作ることができる。

1人で仕事をしていたり、家庭の中で黙々と仕事をしていると周りが見えなくなってくる。 辛い思いが蓄積される。そういう悩みを抱えた仲間同士が集まることにより、悩みが軽くなったり前向きな気持ちになれる。

地元で働く方々のロールモデルを拾い上げ、「キャリアデザインネットワーク大賞」として表彰し、紹介をしている。地域での働くことに対する取組というものの輪を広げていきたい。

女性のための「なでしこスクール」という起業塾を運営している。
ここでは、融資を受けずに始める小規模の起業と支援機関に行く前の女性をサポートしている。

今年の1月から始めたばかりだが、こういう支援をすれば、実際に起業する人も増えるということを目の当たりにしている。

私自身が行政書士として起業しようと思ったのは、家事と育児の毎日ですごく閉塞感を感じていたから。 一方で子供が小さいうちは一緒にいたいという気持ちもあった。そこで子供を預けないで働ける働き方を選んだ。

その後、「北海道ママさん行政書士の会」を立ち上げた。 多くの女性達の相談を受けているが、専業主婦になると自己肯定感が低くなってしまう傾向があると感じている。

第一回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

創業支援機関はたくさんあるが、存在を知らない人、自ら足を運ぶことをためらう人もいる。 私が橋渡しできたら女性の起業の後押しになるのではないかと考えている。

店長になるまでに7、8年の育成期間を考えているが、ちょうど結婚など人生の中で転機を迎える時期に当たる。 店長をやっていただきたいという人が結婚で辞めていくということも経験してきた。

最近では、結婚しても仕事を続ける選択をする女性社員が増えている。男性で育児休業を取った社員は1名で今後の課題である。

第一回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

第2回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

日時 平成27年1月21日(水) 15:30~17:00

場所 北海道庁 知事会議室

テーマ「女性の感性を活かした6次産業化」

第二回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

出席者

6次産業化の補助金は、新築でないと認められず、大きな設備投資は、特に台所をあずかる女性の堅実な考えでは非常にハードルが高く、何故か、納屋を改造する改造費や中古の厨房道具を導入したときの実費は認められない。

出席者

自分の器の範囲で少しずつ作り、徐々に事業を広げたいという発想の女性はたくさんおり、眠っている素晴らしい北海道ブランドの商品がたくさんある。

出席者

小規模事業から、段階的にステップを踏んだ女性の発想を手助けできると、地域の個性が活かされ、北海道全体が加工品の分野でも豊かな地域になる。

出席者

6次化に限ると、個人が小額で比較的長期間受けられる補助があると私達も動きやすく、地域の直売所で女性が考えたものを作って販売するレベルの加工所を造る補助やパッケージを作るときのアドバイスなどのサポートがあるとよい。

知事

農協の中の女性でグループをつくり、任意団体などではなく農協の中でも位置付けるような形から入っていくのはどうか。

出席者

農協には、実際に商売をする私達の意見を吸い上げていただかなければならない。申請などは、凄く難しいので挫折する方もいる。

第二回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

知事

コーディネートする人が、一地域ではなく、道内エリアでICTを活用しても良いのかもしれない。

出席者

分野別アドバイザーや行政も加わり、北海道モデルというのがひとつあってもよいのではないか。

知事

中小企業支援センターという経営アドバイスの人たちの登録はされている。

第二回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

テーマ「ビジネスモデルとしての女性のネットワーク化」について

出席者

各地のデザインやコーディネート、書類作成などのキャリアがある女性が、ICTを活用し、得意な人が参加できる組織をつくれば素敵なものができる。

出席者

新規事業は、事業計画を立てるが、そのとおり進むとは限らない。農産物を扱う方は、その収支は、特にシーズン的なデコボコがあるので、投資に見合わない事業を始めると、手間隙かけて美味しく作っていたものが、全国販売を視野に入れると、使ってなかった防腐剤を使用したりと、実際の商品に対しても悪影響がある。

出席者

成功事例を参考とし、基の形を崩さないで広めていけるサポート体制、段階的な設備投資、研究、視察、勉強会などにかかる支援というのが凄く大事。

知事

食クラフェスタを、札幌で年に1回開催し、今回初めて一般の人に声掛し、盛況だった。地域ぐるみで少し規模の大きいレベルですが、ネットワークとか研修会とか視察とかということが出来るしくみでやっている。

第二回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

知事

恒久的な補助はあり得ないので、やられる限りは民間で自立していただくことが重要。

第二回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

出席者

一人の力は弱いが、地域でネットワークをつくり、事業をネットワークのなかで育て営業ベースに持っていくような形になれば素晴らしい。

知事

ビジネスですから、ソフトな形のネットワークも責任の所在として悪い場合もある。農業法人などのように、お金を出した範囲内で自分たちの責任において取り組んでいただく。

知事

段階的に任意のネットワークから法人化をして、更に上を狙っていくなど。

出席者

主婦が、子供の手があき仕事を探したい、得意分野でお店を立ち上げたい時に、地域の中にあるサービスをある程度ネットワーク化して、例えば短時間就労が可能な企業とのマッチングなど、ワンストップではないが、悩みを抱える女性に紹介できるようなサービスがあると凄く助かる。

出席者

札幌市と道がやっていることの区別がつかず、何がどこにあるのかわかり辛いという意見もある。情報難民になる。困ったと思い改めて調べると、行政のサービスで実はあるというのが結構ある。折角のサービスを皆さんが利用しやすいよう、広報にもっと力をいれると浸透すると感じる。

出席者

外食業は成長が鈍化しており、新しい二―ズに答えきれていないが故にマーケットが沈んでおり、地域に根ざした食を育てていく、育んでいくようなことが非常に重要になってくる。

出席者

地ビールのブランドを造ろうとスタッフが頑張っている。男性の場合は、一点突破のパワーを発揮するが、コーディネートで意外と軋轢が生じ、女性が加わると繋がっていくのだろうと思う。

第二回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

出席者

乳製品は本州に行くと道産というだけで人気がある。北海道ブランドは強いと感じ、非常に6次産業化が重要になってくると思う。

出席者

地域で特産品を作るのは販売先とのマッチングなどが必要ですが、雇用創生できるのが凄く良いことで、その雇用をサポートする新たな事業展開もあり、地域の活力として核になるものは必要。

出席者

例えば経理が得意とか、企画書作成が得意とか、色んな事をできる人材の北海道女性人材バンクみたいなのを立ち上げ、何か発信していけたらと思う。

第二回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

出席者

夫が転勤族の場合、人材バンクのようなシステムがあって、道内どこに転勤しても新しい仕事を受けられようになれば、妻のキャリアの継続に影響がなくなると思う。

知事

北見の田澤由利さんは、道外から来て仕事を続けたいとバーチャルな会社をつくった。現場のある業種で使える訳ではないが職種によってはそういった仕事が最近ある。

テーマ「女性の労働環境」について

出席者

出産や育児で、女性は段階的に社会と関われる面積が変わってくる。段階に応じて、短時間労働などの面で就労先とのマッチングや病後児保育などのトータルサポートが必要。

出席者

学生のときに男女とも、子供を育て、仕事をし、自分がした仕事で誰かが恩恵を受けて、その人たちのお返しで自分も社会の中で生活して行けるというキッチリとした教育がもう少し必要。

出席者

二十歳くらいの女子学生に、働くことに関して聞くと、全体的に大変そうとしか思い描けてない。結婚して子供を産んだらそこで終わり。ワーキングマザーは必死そうで、あんな大変な思をしたくない、専業主婦がいいという声を聞いて驚いた。

出席者

自分もキャリア教育を一切受けたことが無く、実際に社会に出た自分をイメージできなかった。

出席者

大変さをよく取り立たされるが、産んで凄く幸せだという事もそれ以上に伝えて、産んで働こうと思えるための、色んな働き方や選択肢があることをキャリア教育として見せてあげることも大事。

知事

当時は確かに女性が働くということが当たり前のようにとの学習などなかった。この40年で変わり、教育現場ではもっと男女ともに社会を支えて行くという教育をしていると思っていた。

出席者

学生の採用面接をし、男性と女性の学生さんを比べると、絶対に女性の方が職業観が立派ですが、何年かすると、女性の方が個人的な事情で辞めていき、男性の方がずっと続いていく。もっと女性がずっと働くものという意識づけが、女性だけでなく男性に対しても必要な気はする。

出席者

保育の部分で、子供を預けるためにこれ以下の収入しか得ていませんという証明書に毎日のように判を押している。イコール、女性にはこれ以上働くなと有る意味制限しているような側面もある。

出席者

企業では、育児休業などの制度をつくるよう奨励されているが、規定とか制度をかっちり固めず、育児休業をとる女性社員と話し合いながらやっていくことも時期によっては凄く必要だと感じる。

知事

女性が働けないと日本国全体で人口減少が進む。企業社会全体で、女性が働くのが当たり前の環境整備を、男性も含めて社会をあげて育てていく。

出席者

マスコミも全てが大変だとか、子育てが辛いとかばかり取り上げる。産むことは大変だが、子育てで自分が育てられたし、産む・育てるって楽しい、仕事も楽しいともう少しPRして頂けたらよい。

出席者

子育ての楽しい北海道とか、なんかそのようにPRして頂ければ。辛い、大変、両立できない。産む前からそんな事ばかり言っている。

出席者

保育現場の充実、保育を担う人たちの環境を良くしていかないと、お母さんは我慢しなければならない。社会全体が子育てをする、子供を大事にするという制度を、もう一度見直す必要がある。

出席者

帯広ではメンターシップではないが、その家庭で保育が終わってからでも手をあげた人とマッチングをして保育をお願いできるシステムとかもあるが、ある程度の人口がなければ難しい。

知事

東京で子育てし、夜間保育がなくて、2段階で保育所・幼稚園、その後は個人的にお願いをしたことがある。私が帰るまで真夜中であろうが預かってもらうというのを繰り返していた。

出席者

僻地保育所という括りとは少し違うが、園児数で予算が決まり、園児が少ないと先生も減る。

出席者

先生が少ないと危ないから外で遊ばせないなど、農村に住んでいて走るところがたくさんあるのに小さな保育園でテレビを見て過ごすっていう問題はどこの保育園でもあると思う。

知事

制度的に改善していく為には、やはり国の制度の改善があり、時間もかかる。まずは十勝の佐々木さんのお話のように、地域の方々でネットワークをつくって、今日はこのお宅が預かってくれるみたいに、とりあえずの策として考えていかなくてはならない。

出席者

65歳くらいの年代が増えていく訳ですから、多世代間が集まるのが凄く大事な要素。働く若い主婦を支える上の世代っていう組み合わせができあがると、日本は凄く住み易い国になって行く。

出席者

市町村合併で小中学校統合もたくさんあり、建物をつくらなくても廃校には立派な体育館もある。シャッター商店街もあり、高齢者の方も沢山いる。

出席者

新ひだか町の女性ですが、ピアノの先生をやっていて、自らボランティアで教えている。元気なおばさま達がたくさんいるので、是非そういった方たちなども活用して頂きたい。

出席者

やはり安全・安心があって、健全に子供が育っていることで、ちゃんと働ける。介護やレスパイトケア施設の設置など、子育てのみでなく介護に疲れた方も気軽にリフレッシュできるような、多世代交流広場などは、中学校区くらいのエリアだと身近で普段から使いやすい。

知事

撤退した店舗跡を使い、市民のサロンみたいにして、そこに奥さん方、高齢の方、子育て世代の方とか、みんなが集うというのもある。

第二回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

出席者

55歳だと就職先もなかなか探せないが、孫を面倒みるくらいの世代なので、孫も含めて子供達と接することができる。自由度のきく主婦層がいると思うし、5年10年継続して関わることができる。

出席者

北見の田澤さんも私達のようなキャリアデザインネットワークを立ち上げられる。地域ごとにネットワークを確立し、ワンストップの窓口となるようなネットワークが、全道規模で交流すると、凄く発展的なことになる。

出席者

キャリアデザイン大賞は、地域で活躍する女性をロールモデルとして発掘し、お手本として地域で頑張ってもらおうというもの。掘り起こしをしながら更にネットワークを広げる作業をしている。

知事

各地でこのような取り組みがあって、オール北海道でロールモデルを紹介できるとよい。

出席者

ネットワークを組むと女性は元気になる。これがミックスアップというか、自分たちのアイディアを持ち寄って凄くクリエイティブな話になり楽しい。

出席者

どうしても籠るとメンタル的に落ちてくる部分がある。ちょっと集まって、そういう空気を吸って、更にちょっと成長していくっていうのがよい。

その他全体的な意見

第二回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

出席者

家族経営協定について、女性の地位の話を女性を集めてするのではなく、お父さん世代の男性にして欲しい。女性にされても「いや頑張っているのだけどね」「そうできないんだよね」となるし、男性にしっかりそういう方法を教えて下さらないと、男性は動いてくれない。家族協定を結ぶのも男性で、女性が主体ではないので、男性を変えていくことからしていただきたい。

出席者

輝きたいとかではなく、普通にただ働きたいだけ。女性の管理職何%とか、無理矢理されようとしても迷惑と感じる。ロールモデルの提示によって自分から進んでこうなりたい、ああなりたいって思うことが大事。

出席者

札幌市がロールモデルカフェという名前で定期的にイベントをやり、結果を冊子に纏めているが、これを各地域でやれたら、取り上げられた方の意識も高まり、リアルな想像に繋がる。

知事

道庁では、「ものづくりなでしこプロジェクト」といって、ものづくりの現場で、もっと女子に働いてもらうために、年齢を越えて、こういう冊子を専門学校とか、高校などに配付している。

知事

道庁の女性とお話をした時も、男性以上に抱えている問題の内容と質が多様でした。女性が働き続け幹部となって女性職員を対象とする相談窓口、専門官みたいになればと。

知事

問題を抱えている女性職員の相談に親身に対応していく、周りの上司も含めてやっていかなければなかなかこの社会、輝くまで行かなくても同じように働けるようになるにはと、しみじみ思う。

第二回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

出席者

子供を産まなければ次の世代がないというか人口が減少している、女性が働かなければ経済活動が立ちいかないとか、色々女性にかかる負担っていうのは凄く大きい。介護もしかり。

出席者

子供をつくることは絶対必要なこと、女性の力がこれからは必要なので、スムーズに移行していくため男性と女性の協力体制が必要。

出席者

女性が子供を産んでも働き続けている事例の場合は、ご主人が凄く協力的で、ご両親も協力しているとか、ご両親に保育料を払っている社員とか、家庭内の決めで上手くいっていると思う。

出席者

短時間勤務正社員制度を今準備中で今年の4月から、稼動し始める予定。男性社員が短時間勤務社員になって女性社員が普通に働くことや、子供の年代によって、女性と男性が半年ずつ短時間など、フレキシブルな制度にしていかなければならないと思った。

出席者

パートタイマーが育児休業を取るケースも発生しているが、穴を開けたままに出来ないので、新しい人を採用すると戻って来たときに、働く時間を更にシェアするのか難しい要素になっている。

知事

女性重視で企業の社会的イメージがアップし、結局ご商売のプラスになるのではないか。

出席者

男性やパートさんの育休を上手く回せている企業をロールモデルとして誉めてあげたら有能な女性もそこに集まる。企業がどのように女性をロールモデルになるまでつくり上げ、サポートしてきたのかをロールモデルとして見たい。

出席者

地域でコミュニティーやグループなどをつくる際に、その窓口を役場の女性にすることで、女性が輝き、リーダー的な存在になれると思う。制度を変える前に1番早いと思った。

知事

一昨年、道から真狩村に出向した女性職員が、町長の特命で、試行錯誤を重ねて特産のユリネを使ったコロッケをつくり、私も食べさせてもらった。役場に最初から入った女性は中々そういう意識付けがされないとのことであれば、道庁から出向して刺激を与えるっていうのもある。

第二回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」

第二回「女性の活躍懇話会(札幌開催)」