日時 | H26.8.1(金) 11:40~12:30 |
場所 | 羅臼町 公民館 |
出席者 | (株)ケミクル 芦崎卓也さん 知床らすうリンクル 後藤菜生子さん 知床羅臼観光協会(羅臼町役場) 坂本勇介さん 羅臼町長 脇紀美夫さん |
職場で「女子旅応援プロジェクト」という企画があるが、「女性にウケる」とかなりヒットするものが多い。「女性が満足するような、たくさん色々なものをそろえた我がままな企画」を立案していきたい。 | 使わなくなった「大漁旗」を活用し、ターゲットを「ママ世代」としたものづくり事業を考えている。子どもを預ける場所が無い、働きたくても働けないママさんが結構いるので、町内で募集したところ、4~5名の方から申込みがあった。 | 会社で、幼稚園児のママさんたちの採用を考慮し、昨年まで午前8時から午後5時までの勤務時間だったのを、今年から午前10時から午後3時までに設定して募集したところ、去年の2名から今年は7名に増えた。こういった取組みが、今後の女性の活躍に結びつけば良いのではないかと考える。 |
日時 | H26.8.4(月) 16:20~17:00 |
場所 | 羽幌町 フェリーターミナル |
出席者 | オロロン農業協同組合 前田健さん 北るもい漁業協同組合 桜井学さん (有)大栄印刷 松橋英輝さん (有)海老名漁業部 蝦名桃子さん 羽幌町 副町長 石川宏さん |
農業青年は出会いの場がなく、青年部として婚活事業に力を入れている。農業は奥さんがいないとできない仕事。 | 今回、私たちがエビの加工に踏み切ったきっかけは、子どもがいるけど仕事がしたいという希望に対し、その場をつくっていけたらと思ったことと、じり貧になる漁業を自分たちの力で何とかしたいと思ったこと。 | 夢は、甘エビ水揚げ日本一のマチで、甘エビの加工品でも日本一と認められて、観光で訪れた人が満足して帰って行く姿を漁師にも見せてあげたい。 |
日時 | H26.08.30(土) 14:50~15:25 |
場所 | 由仁町 ゆにガーデン |
出席者 | 若手農業女性グループWEAVE(ウィ-ブ) 吉野美貴さん 小澤尚子さん 廣瀬さやかさん 簑島仁美さん 羽賀由香里さん 森理恵さん 安川紗千枝さん 新屋香菜美さん 片桐めぐみさん 片桐郁美さん 由仁町長 竹田光雄さん |
WEAVE 会員が40歳以下の組織で、子育てまっさかりの女性が多い。子どもがいて会合に出られないので入会できないということがあったが、子どもと一緒でも活動できるようにすると会員は14名になり、現在も募集中。 | WEAVE 実習農場でとうきび・大豆などを家の人に頼らず自分たちで作っている。 | WEAVE 将来は、メンバー各自の経験を生かして、農業経営を展開できるようになるといい。直売経営や農家レストランをやりたいというメンバーも出てきている。農業の世界は個性を生かせる世界だと感じている。個性を生かすことが、地域活性化にも繋がり、農業を盛り上げることにも繋がる。 |
WEAVE 活動に当たっては、希少野菜の種子提供や販売の際の車出しなどの物的支援の他、売り子や子ども達の面倒をみてもらうなどの人的支援もしてもらっている。 | WEAVE 家族経営だと役割分担があり、女性が男性任せにしているのも否めない。しかし、この活動をして感じたのは、自ら前に出て行くと、多方面から声を掛けてもらえる。私たちの思いや意見を聞いてもらえる。 | WEAVE 由仁町は、学校統合のまちづくりに関して役場からアンケートが送られてくる。町まかせにしていたまちづくりに意見できる機会があり、とてもありがたい。私たち子育て世代が活躍するには、少しのきっかけが必要。 |
高橋知事、竹田由仁町長 人口減少や地域消滅について、みんな東京や札幌に行ってしまうことが問題だと言われているが、会員の世代の女性の方々が地方にいることを嫌がっていない。 | 高橋知事、竹田由仁町長 地域を思う中で、何か共同の事業を、ファームレストランや産直市場、加工品をゆにガーデンで売るとか、希少野菜を活用するとか、何かみんなで1つ目的を持って活動して欲しい。 | 高橋知事、竹田由仁町長 会員の方々は、子育て、家事、農作業と3役をこなしている活動はご家族の理解を得ないと出づらい。出やすい環境を作らないといけない。 |
高橋知事、竹田由仁町長 できたモノをそのまま販売するのもいいことだが、付加価値を付けて売る。そういった工夫を更に研究してほしい。活動する時間が家庭でとれれば、まだまだ会に入りたいという人が出る。 | 高橋知事、竹田由仁町長 この辺りは札幌や千歳空港に近いので、確実にお客さんが来る。熾烈な町同士の競争に勝つために、時間を見つけて見学や視察に行くと、こんなことをやっている、これは町長に頑張ってと言わないと、とかが見えてくるかもしれない。 | 高橋知事、竹田由仁町長 楽しむことが大事。つらくて苦しいけど地域のために頑張る、では続かない。 |
高橋知事、竹田由仁町長 農家には定休日が無い。自由時間が無い。農業は自然との闘いなので難しいかもしれないが、休むことができる仕組みができないか。 | 高橋知事、竹田由仁町長 農家が休むことができる仕組みを自然な形で実現するためには法人化。個々の農家だと父母祖父母で24時間やらないといけないが、農業法人となればそれも可能になるかもしれない。 | 高橋知事、竹田由仁町長 由仁町では、女性議会を行っており、女性の視点からまちづくり全体について話を聞かせてもらっている。 |
日時 | H26.9.10(水) 15:30~15:55 |
場所 | 士別市 めん羊工芸館くるるん |
出席者 | くるるん会 辰巳美恵さん 黒島啓子さん 浅利純子さん 志村富美恵さん 後藤公子さん |
まちづくりの一環として羊から何ができるかを研究し、今まで使用していなかった羊毛に着目。糸つむぎセミナーを開催するなど、その普及に努めてきた。 | こうした活動の中で、「くるるん会」が中心となって技術指導を行い、現在では育児や介護で外に出られない方などを含む50名程度の女性が、羊からの羊毛とり・糸つむぎ・染め、そしてセーターやマフラーの製品づくりといった一連の仕事に携わっている。 | 保育園など、士別市の子ども対策は充実しており、特に冬期間は農家の女性の方々も集まれる環境にあることから、誰でも参加しものづくりを体験できる「くるるん会」は、情報交換や技術伝承の場として女性が集まるサロン的な役割を担っており、今後もこの活動を続け発展させていきたい。 |
日時 | H26.10.05(日) 12:00~12:50 |
場所 | 函館国際ホテル |
出席者 | 北海道渡島管内商工会女性部連合会 会長 高橋勝子さん(八雲商工会) 副会長 高橋美恵子さん(北斗市商工会) 副会長 竜川久美子さん(福島町商工会) 理事 小板洋子さん(函館東商工会) 理事 阿部雅子さん(長万部商工会) 理事 菊地和子さん(松前商工会) 監事 横山和子さん(函館市亀田商工会) |
連合会 女性部の大きな事業としてはビアガーデン。企業の交流の場となっており、収益で300冊以上の本を寄贈。(「八雲商工会女性部文庫」) | 連合会 洞爺湖サミットでは、エコバッグを提供した。、このような新しい活動を女性部で出来るよう常に考えている。女性部員の減少は仕方ないが、あきらめず頑張っている。 | 連合会 新幹線がくるというのに、企業誘致がない。用地が売れず、困っている。企業誘致をお願いしたい。 |
連合会 松前線がルートから外れているため、福島町が観光ルートに入るのは無理。イベントや、記念館、資料館はあるが、大抵は松前に行く途中に寄る程度。「女だけの相撲大会」は、外国人も参加するなど、福島町が国際規模で広めるきっかけとなり、良かった。 | 連合会 ほとんどが過疎化であり、今年は漁も少ない。大型店が来て、昔からあるスーパーは閉めたいといっているが、大型店もいつまで持つのかも不安な状況。ずっと寂れている感じ。 | 連合会 「縄文祭り」も毎年市に協力していただいているが、どのように世界遺産を目指していったら良いのか難しい。 |
連合会 これからは地域に密着して商売をしていかなければならないので、高齢者をどのようにして地域で守っていけるかを考えていかなければならない。 | 連合会 人口は減少しているが、新幹線が通る効果を期待。東京理科大があり、学生や彼らの保護者がくるので街に若い人がいる印象を生んでいて良い。 | 連合会 11月中旬には多目的ホールができるので、女性部もホールを活用してイベントなどを行っていきたい。 |
連合会 楽市楽座への参加、松前マグロ祭りへの参加、交通安全啓蒙運動、松前町文化祭への参加。 | 連合会 40周年記念事業として、桜の苗木植樹(品種:松前姫)を今月末に開催予定。 少子高齢化が大変目立っているが、観光客を呼び込む大きな材料を活用して「おもてなし交流事業(全国連の事業)の導入を前向きに検討。 | 連合会 亀田は新興住宅地のため賑やかではあるが、函館駅周辺が寂しい状況。昔のイメージがない。 大手の企業が入ってきて小さい企業が1年に14、5件やめているのが一番困っている。 |
高橋知事 輝く女性の活躍ということを安倍政権も一生懸命やっておられるが、安倍政権以上に輝く女性のご活躍というのを道内でもっともっと幅を広げていきたいと強く思っているところ。 | 高橋知事 私はいつも感じるのはお母さん方、皆さん方が最前線で活躍していらっしゃること。 | 高橋知事 函館市においては、亀田エリアに活気が集中しているとのことであるのでバランスのある地域づくりに我々も力を尽くしたい。渡島は多様な地域であり、商工会の女性部の立場で多様な渡島をまとめる努力をされていることに敬意。 |